巷ではA380就航でANAのハワイ路線の特典航空券が盛り上がっていますが、私自身はハワイよりヨーロッパ等の方が好みで(一応ハワイは3回ほど行ってます)、今回も来年のゴールデンウィークのスペイン行きの特典航空券を何とか確保しました。
ANAのビジネスクラス特典航空券は、特にゴールデンウィーク等の繁忙期だと確保するのが至難の業。普通の往復チケットだとまだ可能性はありますが、ANAの直行便が就航していないスペイン等だと乗り継ぎの必要があるのでとても無理。比較的取りやすい提携航空会社(スターアライアンス)便を使ったりしていましたが、今回来年のゴールデンウィークのチケットを予約しようとすると以前とは状況がかなり変わっていましたので予約時のポイントについて纏めてみたいと思います。
目次
2年前にウィーン、プラハ、ローマ、フィレンチェと回りました。
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この時の旅程は、往路は仁川経由のアシアナ便でウィーン途中降機のプラハ行き(飛行機のダイヤ変更で途中乗り継ぎができなくなったので、特別別経路に変更してもらったので乗り継ぎ回数が特典航空券の規定以上となっています)。オープンジョーで帰路はローマからフランクフルト、上海を経由して戻ってきました(長距離便はルフトハンザ)。アシアナ便は最近もビジネスクラスの安い運賃を発表していましたが、食事も美味しくて私はANA便よりいいと感じる位でした。
この時は特に連休でも無く6月の普通の日でしたが、確か3ヵ月前でもビジネスに結構空きがあり、特に苦労することもなくチケットを確保できました。
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この間のゴールデンウィークはスペインに行く予定が泣く泣くキャンセルになりましたが、このチケットは予約開始日である復路の355日前に特に苦労することもなく確保できました(往路は仁川経由のアシアナ航空バルセロナ行き、復路はミュンヘン経由のルフトハンザ航空関空行き)。
ちなみに特典航空券をキャンセルする場合、手数料として一人3000マイル必要ですが、身内の不幸や病気等の場合はその手数料が免除されます。今回は妻の体調不良が原因だったので、後で診断書を送ると19万マイル全て返却されました。
今まで2回ビジネスクラスのヨーロッパ便を予約したことがありますが、ANA便以外のスターアライアンス便であればそれほど苦労することもなく予約することができました。
ヨーロッパ便の最近の状況
結論を先に言いますが、今は全く状況が変わっていてヨーロッパ行きのビジネスクラスには殆ど空きがありません。今予約ができるようになった来年のゴールデンウィークは勿論ですが、それまでのどの時期であれ検索でヒットするのはエアチャイナ位です。冬の人があまり乗らないなあという時期でもルフトハンザやアシアナ便は殆どヒットされなくなりました。
昨年、一昨年とは明らかに状況が変わっています。他社マイルを使った特典航空券の解放枠が明らかに変わったようです。
一度使って良かったアシアナ便ですが、どの時期でもほぼエコノミーしか空席がありません。ルフトハンザはまだましですが、それでも殆どヒットしなくなりました。
何とか確保できたスペイン往復チケット
復路の搭乗日の355日前に色々手を尽くして確保できたのが下の旅程になります。
往路は仁川からトルコ航空でイスタンブール経由のマドリッド行き。帰路はバルセロナから北京、大連を経由して戻るルートです。
妻からは何とマニアックなルートと笑われましたが(笑)。とにかくビジネスクラスにこだわって選んだルートです。普通にエコノミーでANA便を使う方が楽なようにも思いますが。
取り敢えず押さえましたが、往路、復路どちらかで1回可能な途中降機(24時間以上の滞在)を使っていません。1日前に仁川に行って1泊ソウルで遊ぶということもできますし、イスタンブールで途中降機して観光も可能です。イスタンブールでトルコ航空を乗り継ぐ場合は、トルコ航空のイスタンブール市内無料ツアーも使えるのでイスタンブール-マドリッドの飛行機を遅らせてそのツアーに参加することもできるようなのでまたよく考えたいと思います。
ANA便を予約開始日に抑える為には
特典航空券の予約開始日は搭乗日の355日前です。ゴールデンウィーク等の繁忙期のビジネスクラスを予約する場合はこの日の予約開始時間の朝9時にチャレンジする必要があります。ちなみに帰路を何とかANA便にしたいと思ったのですが、9時5分には既に全便空席待ちとなっていました。
当日ANA便を予約するための注意事項等書きたいと思います
往路の予約開始日にダミーで復路を予約して帰路の予約開始日に変更する
上にも書きましたが、ゴールデンウィーク等の時期のANA便を予約する場合は355日前の朝9時にチャレンジする必要があります。しかし帰路を予約できる日には既に往路の予約が開始されて何日も経っているのでその時に往路の予約は無理です。
そこで下記の裏技を使うことになります
- 往路の予約開始日の朝9時に行きの便を予約、同時にとんぼ返りの同日発のANA便を仮予約する
- 帰路の予約開始日の朝9時に帰路のANA便を本当に乗りたい便に変更する
というやり方でないと往復共ANA便を使うことは無理です(このやり方でも帰路で出遅れたりするとキャンセルする必要がありますが)。
従って、ANAが就航している都市であれば普通に往復便を抑えればいいのですが、乗り継ぎの場合はルートの変更ができませんし、乗り継ぎ便が空いているかどうかわかりませんので難易度は上がることになります。
日本に帰ってから国内で乗り継ぐ場合は別チケットを用意する必要がある
欧米等の長距離路線は日本着が次の日になります。従って、日本に着いて乗り継ぐ便は次の日なのでまだ予約できません。従って、最後の国内線部分は別でチケットを用意する必要があります。
この2つのポイントがあるので私はANA便を諦めました(帰路を羽田着にしてANA便にチャレンジしたのですが、ネットの予約でエラーが出たので(後述)予約できませんでした)。
スターアライアンス便を予約開始日に予約する場合の重要ポイント
というわけで上に書いたようにマニアックなルートで予約しました。
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最終的にキャンセルになった今年のゴールデンウィークのチケットを1年前に予約しましたが、この記事に書いたように355日前の予約開始日に割とすんなりと予約することができました。しかし今はかなり難しくなっており、ビジネスクラス(orファーストクラス)でチケットを抑えるのはかなり難しい状況です。予約する時のポイント等を纏めたいと思います。
スターアライアンス便でも当日朝9時にならないと予約できません
上の記事に書きましたが、昨年予約した時は当日早朝にアシアナ便やルフトハンザ便の予約が可能でした。今は9時前に検索すると便はちゃんと表示されるのですが、予約しようとすると「355日より前なので予約できません」といったエラー表示になります。まあスターアライアンス便の予約条件にも朝9時から予約できますと書いてますので、以前がおかしかったのかもしれません。
通しで検索した時とわけて検索した時で空席状況が変わる
これも上の記事に書きましたが、例えば関西-マドリッドと検索した時と、関西-仁川、仁川-マドリッドとわけて検索した時で空席状況が変わります。昨年も今年も行きは仁川経由ですが、どちらも関西-バルセロナ、関西ーマドリッドと検索しても仁川経由の便はヒットしません。
ややこしいルートだとネットでは最終的にエラーになることもあり
上のようなルートで予約しようとすると、便の選択→マイルや値段の表示→搭乗者の選択まで進めるのですが、次の画面でエラーとなって予約できません。デスクに電話を掛けて聞いたのですが、通しで検索していない場合やややこしい旅程の場合、そういったエラーになる場合があるとのことでした。
通常電話で予約する場合は手数料が必要なのですが、このようなネットで予約できない時は電話予約でも手数料は必要無いとのことでした。私も手数料無しで電話で予約できました。
今回自分で色々探して空きを見つけて予約したのですが、このように検索して予約する人って殆どいないらしく、又、システム上もよくわからないことがあるとのことで、予約する時に下記のような変な現象になりました。
帰路のバルセロナ-北京ー大連-関西
バルセロナ-北京-関西でネットでは2席空席あったのですが、デスクで検索してもらうと何故かバルセロナ-北京間には1席しか空席無し。
でも北京-大連-関西とルートを変更するとバルセロナ-北京間が2席予約可能・・・。経由地を変えるだけで空席状況が変わったとのことでした。デスクの人も何故か全くわからないとのこと。とにかく出発地と目的地を設定して空席検索するのが普通なので、それ以外で予約しようとすると変な現象が色々起こるみたいです。
特典航空券は奥深いです(笑)。
海外に行く方に是非持っていって貰いたいおすすめ商品
このブログへ訪れた方は海外旅行によく行かれる方だと思います。今まで色々海外に行きましたが、私が実際に使ってほんと良かった物を下記記事に纏めています。
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