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お得なANA(スターアライアンス)国際線特典航空券の使い方②上級編~予約時のテクニック等

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前回スターアライアンス特典航空券のお得な使い方について記事にしましたが、今日は予約時にテクニック等に関して書きたいと思います。

目次

特典航空券のルールを熟知してお得な旅行を

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スターアライアンス特典航空券の場合は、国際線部分の前後に2回づつ国内の乗り継ぎを付けることができますし、目的地までに往路、復路2回乗り継ぎすることができます。更にこれらの乗り継ぎ箇所のどこかで1回途中降機(24時間以上の滞在)をすることができます(ANA国際線特典航空券では不可)。詳細は上の記事を参照下さい。 

355日前の予約開始時に関する注意事項

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国際線(スターアライアンス便、ANA便共)の特典航空券は355日前から予約することができます。ビジネスクラスを狙う場合は、この日の予約にチャレンジする方が多いと思います(私もヨーロッパ便の予約を取る時にはこの日にチャレンジします)。

全ての便が355日前にならないと予約できません

海外旅行ということは当然日帰りということは考えにくいので、何日間かの旅程になります。この場合、帰路の飛行機も355日前にならないと予約することができません。すなわち、行きの飛行機の予約開始時には帰りの飛行機はまだ予約できないので、帰りの飛行機が予約開始になった時には既に行きの飛行機が満席になっている可能性があります。

単純往復の場合、行きの飛行機の予約開始日に行きと同日発の帰りの飛行機を仮押さえし、実際に帰りの飛行機が予約できる日になってから帰りの飛行機を変更するというテクニックが使えます。しかし、特典航空券はルート変更ができないという規定があり、乗り継ぎの場合は同じ旅程で変更できるかどうかわかりませんのでこのテクニックが使えません。帰路の予約時までに行きの飛行機が埋まらないのを祈るしかありません。従って、ゴールデンウィーク等の繁忙期はANA便のビジネスクラスを狙うのは非常に厳しくなります。

国内で乗り継ぐ場合はもう一日必要です

欧米便等の長距離便の場合、日本に到着するのは次の日になってしまいます。予約は全ての便が355日前にならないと予約できない為、帰りの国際線部分が予約できたとしても乗り継ぐ国内部分はまだ予約できないことになります。ゴールデンウィーク等の予約は、最後に国内線を乗り継ぐ必要があればそのチケットは別に用意する必要があります。

以前は9時前に予約できたが今はダメです

355日前のAM9:00から予約開始なのはANAのルールです。355日より前に予約が開始される航空会社もあり、以前は9時前でも予約できる場合がありました。

例えば、今7月31日の朝8時で9時にはなってませんが、

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既に355日前の2020年7月20日が選択できます。

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同日のソウル便を検索してみると、

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ちゃんと空席がヒットします。その日の帰り便も選択して次に進むと、

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355日前の9時からでないと予約できないというエラーになってしまいます。

今年のゴールデンウィークのヨーロッパビジネスクラス(妻の体調不良により泣く泣くキャンセル)は、355日前の早朝に予約できたのですが、今はシステムが変わったらしく選択できても予約はできなくなってしまいました(ちなみにANA便は9時にならないとヒットもしません)。

乗り継ぎ便検索の注意事項

ここからはちょとマニアックです(笑)

出発地と目的地を一気に検索した場合と一つ一つ指定した場合で検索結果が異なる場合があります

通常出発地と目的地を入力すると直行便、乗り継ぎ便が色々ヒットします。しかし、使い方①で書いたように、乗り継ぎ地で観光したい等乗り継ぎ地を自分で決めて行きたい場合もあります。

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来年のゴールデンウィークのスペイン旅行の往路です。このルートは単純に関空マドリッドと指定してもヒットしませんでした。関空-仁川と仁川-マドリッドをわけて検索するとヒットしたルートです。

今年のゴールデンウィークの予約時も、同じように自分でルートを探して繋げることができました。

上のルートのようなややこしい旅程はネットで予約できないこともあります

今回、自分でルート、空席を見つけて予約しようとしたのですが、ネットでやろうとすると最後にエラーになってしまい、どうしても予約することができませんでした。仕方なくデスクに電話を掛けて予約できたのですが、その時の説明では、このような予約はネットでは無理なことがあるとのこと。その場合は電話して下さいと言われました。又、通常電話での予約だと手数料がかかるのですが(ダイヤモンド会員は無料)、ネットでダメな場合は手数料無しで予約できるとのことでした

何故か乗り継ぎできない場合もあります

上記のルートはイスタンブールで5時間の乗り継ぎ。ちょっと長すぎるので、再検索してみると、

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イスタンブールマドリッドの一本前に空席がありました。変更して貰おうと電話したのですが、係員の方曰く確かに空席があり、乗り継ぎ時間的にも大丈夫ですが、どうしても予約が入らないとのこと。一旦電話を切って、ターキッシュエアラインズにも電話して貰って調べて貰ったのですが、先方の方でその乗り継ぎは何故か認めてないのでダメとのことでした。理由はわからないのですがこんなこともあるんですね(係員の人も不思議がってました)。

経由地によって空席が異なる場合もあります

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この旅程は来年のヨーロッパ旅行の帰路です。残念ながらビジネスクラスだとチャイナエアラインしか取れなかったので北京、大連経由です。

この予約の時も凄く不思議な現象に遭遇しました。バルセロナから北京経由で関西に戻る時、北京-関空には直行便もあり、乗り継ぎできる時間の便に空席もあったのですが、電話で調べて貰うと、

    バルセロナ-北京の便には空席が1席のみで2名だと予約不可

    2名で予約可能

北京-関空に空席が無いということであればわかるのですが、北京から戻る時に大連経由でないとバルセロナ-北京間を2名で予約できないとのこと。

この場合もデスクの担当者の方が不思議がっていました。でもエアチャイナの便なので原因は不明とのこと。まあ帰りですし、時間もそれほどかからないというのと大連空港のラウンジにも行けるということでこのまま予約しました。

このような旅程を組む人には結構ややこしくなったみたいです。以前とはかなり異なっていますのでシステムが変更になったと思われます。

まあこんなマニアックな旅程で旅行する人はあまりいないので普通の人には関係無いかもです(笑)。

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