長い間休館していた京セラ美術館で行われているエジプト展が再開したので日帰り京都旅行を楽しんできました。京都迎賓館ととんかつ清水でのお昼ご飯編です。
目次
京都御所は時間が無くて見学できず
二条城の見学の後は京都御所を見てから予約していた京都迎賓館へ行く予定でした。
まずはバスで京都御所の最寄りのバス停へ。
京都御所の南西の角のバス停から歩きました
京都御苑の中を歩きます。広い道が延々と続いています
京都御所の壁沿いに沿って更に歩きますが、入口はまだ先・・・
京都御所の入口は西側一か所(だいたい真ん中あたり)。着いた時は京都迎賓館の予約の30分程前。そこから入って東へ抜けることができれば余裕で間に合いそうですが、入口は西側一か所とのこと。見学に20分ほどかかるとのことで、見学してから迎賓館に行くと間に合わないと言われたので京都御所の見学は諦めました。御所の入口から更に壁伝いに20分程歩いて迎賓館に行きました。しかしこれほど広いとは予想外(^^ゞ。
せっかく京都に行ったのに有名寺院とか行かずに何で迎賓館?・・・って思われそうですが、今回は行ったことが無い所から選択。二条城ー京セラ美術館の途中にあるのが京都御所や京都迎賓館だったので予約して行きました。ちなみに迎賓館赤坂離宮(国宝)へは以前行ったことがあり、結構良かったことが京都迎賓館を選んだ理由です(赤坂の迎賓館は結構前から予約しないと入れなかったのですが、このコロナ禍で状況はどうなっているんでしょうか)。
京都迎賓館は京都御苑の中、京都御所の東隣にあります。
正門で予約していることを伝えて検温、手の消毒して中へ。入口は地下にあります。
地下では荷物をコインロッカーに入れ、チケット(2000円)を買って案内の人と合流して見学に向かいます(何故か地下は撮影禁止でした)。
通常は借りたタブレットを見ながら見学できる自由参観もあるようですが、現在は少人数のガイドツアーのみ行われているとのことでした。
手続き後待っていても人が全くいません・・・私の行った回は私一人(^^ゞ。私一人の為に解説してくれる人と補助の人二人が付くという贅沢なVIPツアーとなりました(笑)。
正面玄関から中へ。ちなみにこの扉は手動で、二人の方に開けてもらって入場(ほんとVIP待遇です(笑))。
廊下を歩いて(ちなみに一般見学の際はカーペットが敷いてあり、スリッパに履き替えて見学しますが、本来はカーペットは無く、ゲストは靴のまま入ります)、
聚楽の間へ。ここはゲストの控室や随行員の待合室として使われます。
次は夕映の間へ。二番目に大きな部屋で、大臣会合等の会議や晩さん会の待合として使われます。
部屋から廊下を挟んで庭を見たところ
そして迎賓館で最も大きな藤の間へ。洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として使用されます。
一部机と椅子がセットされていました。宮中晩餐方式のレイアウトで約60名、円卓を使うと約120名までの会食が可能とのことです。
廊下からの写真
そして廊下を少し歩くと桐の間へ。和食を提供する時の部屋ですね。
畳の真ん中に何で線が入っているのかなと思ったのですが、「中継ぎ表(なかつぎおもて)」という昔ながらの技法で、イグサの良い部分のみを使って中央でつないでいるとのことでした。私には値打ちがわかりませんが(笑)。
そして渡り廊下を通ると
小舟がありました。海外からの賓客を乗せて池の遊覧を楽しむ時に使うそうです。
迎賓館赤坂離宮は物凄く古い建物で国宝ですが、京都迎賓館は平成17年に建設された新しい建物です。まあ全てについてとんでもなくお金がかかっている立派な建物です。維持費も相当かかっているんでしょうね。これほどお金をかけて(税金を使って)建てる意味は私にはよくわかりませんが・・・。でも見学するのは結構面白かったです。京都へ行った際は是非行ってみては如何でしょうか。
とんかつ清水
見学が終わってお昼過ぎになったので昼食に。近くに何かいい店が無いかと思って探したのがとんかつ清水さんです。
京都御苑の近くにあります
入口は京都っぽいですが、
中はおしゃれなバーです。マスター一人が切り盛り。ことはメッチャ分厚いカツサンドが有名です。
ひれとロースがありましたが、私はロースを注文
お酒は頼んで無いのですが(多分緊急事態宣言が出ていたので提供して無かったと思います)、とんかつを揚げるのに時間がかかるということでお通しが出てきました。この日は自家製のピーナッツバターとのこと(バターの残りは持って帰れます)。お通し代700円・・・。別にいらないよとは思いましたが、バーなのでお通しは頼むルールと思います。このご時世大変だろうと思い、何も聞きませんでした。
30分近くかかって出てきたのがこれ
厚さわかります?噂通りのとんでもない厚さのカツサンドです。中へ火を通すのでこのまま5分程度待ちます。
カットして運ばれてきました。とんでもない厚さわかります?お口直しに柴漬けが添えられています。
いやあほんと肉を食べてるって感じでした。とんかつは300gほどあるそうです。小食の私は2個で十分でしたが完食。食べた後で持ち帰りも可ということを知りました。
とんかつは1500円です。噂通りの凄いカツサンドでした。京都で何でカツサンド?と思われるかもしれませんが、なかなかこんな経験はできないと思いますので近くへ行った際は是非。