(読売新聞HPより)
当初地域ローカルニュースだった和歌山市の水道管崩壊。断水で今は全国的に知られるようになりました。私はたまたま隣の市在住で影響は無かったのですが(といっても断水エリアまで2キロ程度)、水道管が一つ破損しただけで6万戸が断水になるなんてびっくりです。
街の様子とか纏めてみました。
目次
六十谷水道橋
和歌山市は紀の川で北と南の二つの地域に分かれています(北側に4割の方が住んでいるのは初めて知りましたが)。紀の川の南側に浄水場があり、今回崩落した水道管を通して北側の地域に水が供給されています。この水道管のみで供給されているのは初めて知りました。
この水道管が壊れたことにより北側の地域の6万戸(13万8千人)が断水となっています。ちなみに水道管とそれに隣接した橋が六十谷橋なんですが、この漢字を「むそた」と読むのは初めて知った方も多いと思います。
今朝水道管の隣の六十谷橋を通って会社に来たのですが、写真に撮ってみました。破損した水道管が少し写っているのですがわからないですね。
ちなみに橋に仮設の水道管を通して今週末に仮復旧とのことです。もっと時間がかかると思っていたのですが、結構早く復旧といった感じです。でも一週間断水が続くということで、断水の地域に住んでいる人は大変です。いつもの通勤路ですが、暫く通行止めになるとのことで渡り納めって感じでした。
街の様子
小学校に給水車が来て水を供給していますが、飲み水、お風呂、洗濯に不自由しますよね。
近所のセブンイレブン。水はありません。
近所のコスモス。こちらも水は品切れです。
全国で和歌山市だけ断水ということなのですぐに配送されると思いますが、昨日の夜の段階ではまだまだ水は売っていませんでした。
こちらもコスモス。使い捨てのお皿、カップ等もほぼ品切れです。
その他を挙げると、
- 妻がスーパーに行くとお惣菜の棚は空っぽだったとのこと
- 今朝の7時の時点でまだ開いていないコインランドリーは長蛇の列でした
- スーパー銭湯は昨日の夜は混んでいて入れなかったとのこと。今朝は5時には開いていたそうです
考えたら当たり前ですが、食事、洗濯、お風呂に苦労します。
防災備蓄について考え直す機会になりました
ほんと断水地域に住んでいる人は大変で、たまたま私はぎりぎりそのエリアから外れていたのですが、この機会に防災備蓄について考え直しました。
今我が家では、
- 2箱程のペットボトルの水
- カセットコンロとボンベ
- 簡易トイレ(先日買いました)
- カップ麺等は常に多めに在庫
- LEDのランタン、懐中電灯
といった感じです。ポータブル電源は必要だろうということで、現在どの容量のを買おうかと悩み中です。
あとポリタンクは必要ですね(近くのホームセンターでは当然のごとく売り切れでした)。ポリタンクを運ぶ台車もいります(妻が「水が入ればポリタンクは重くて運べない」と言っています)。電池も余分に買っておいた方がいいですかね。
ちょっと落ち着いてから買い回りしたいと思います。
地震や台風といった災害ではないのに断水になるって想像もしていませんでした。インフラの老朽化は全国で進んでいるようなので、いつどこで何が起こるかわからないですね。最近災害も多いので、皆さんも備蓄品等を見直して下さい。