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日本100名城明石城と姫路城ブログ訪問記~SUPER GT観戦記②

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岡山国際サーキットで行われた、SUPER GTの開幕戦を観戦してきました。行く途中で寄った明石城、姫路城訪問記です。

目次

明石城日本100名城めぐり20)

海外に行けなくなったので国内旅行がメインになりましたが、どうせならと始めた日本100名城めぐり(最近続日本100名城の本とスタンプ帳も買いました)も20城目。ちなみに御朱印も集め始めたのですが、御朱印ってコンプリートできないので達成感が無くてやめてしまいました。

明石城明石駅から歩いて5分ほど。明石駅三宮駅からJRで15分ほどです。

一帯は公園となっており、公園の中には野球場や陸上競技場もあります。

www.100finecastles.com

小笠原忠真織田信長徳川家康の二人が曽祖父)が大阪の陣の軍功によって明石に入り10万石の明石藩が新設され、西国の諸藩に対する備えとして1619年に築城されました。立派な天守台がありますが、天守が築かれたことは一度もありません。その代わりに四隅に三重櫓が築かれました。

明石駅から北口をでて道を渡るとすぐお堀があります

左に曲がってちょっと歩くと明石公園の入口です。一帯は公園になっており、明石城跡の他には野球場や陸上競技場等があります。

結構石垣が立派です

 

天守はありませんが、両端に櫓が残っています。両方共江戸時代からの現存櫓であり、この二つは日本に12基しか現存していない三重櫓となっています。三重櫓は天守の代わりになるくらい立派な櫓です。熊本城の宇土櫓が有名ですね。他には江戸城名古屋城に現存しています。

上にのぼって櫓の方へ行ってみると、

通常は入れるみたいですが、この時は閉まっていました。平日だったからかな。

正面は展望台になっています。明石市が一望できますが、景観としてはタワマンがちょっと邪魔ですね。

天守はありませんが、立派な天守台がありました。トイレの奥の方のすみっこって感じでちょっと寂れている・・・。

それほど有名な城ではありませんが、石垣がみごとで見ごたえがありました。

姫路城(日本100名城めぐり21)

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一時間ほど明石城を見学した後明石駅に戻り、姫路に向かいます。JRで30分弱です。

姫路城は姫路駅から歩くと20分くらいかかるとのことですが、既にかなり歩いていて疲れていたのでバスで向かいました。駅からはバス停2つで何と100円と格安。

姫路城の起源は諸説あるみたいですが、歴史に現れるのは有名な黒田官兵衛(この城で生まれたそうです)が秀吉に城を献上したあたりから。この際きちんと石垣や天守を造営し、姫路城と改称しました。

その後関ヶ原合戦の合戦の時に池田輝政が入城し、大改築を行って更に西の丸も造営して今の姿となりました。現存12天守の一つで国宝。更に世界遺産にも登録されました。

数ある日本のお城の中で、一二位を争う立派なお城ですね。

 

バスに乗って楽をしましたが、バス停から天守までも結構距離があります。まずは入口である大手門。

入ったところが三の丸。大きな広場になっています。ここから見ても姫路城は立派であるのがわかります。

途中黒田官兵衛が作った石垣がありました。石垣って時代によって異なるのですが、これは初期の石垣で、まだ石を切り出さず自然の石をそのまま使用している野面積みです。

入口に到着。この日は平日の3時ごろだったので空いていましたが、休日等は結構な人出で待ち時間があるようです。

(公式HPから)

ここからは有料区域です。入場料は1000円。日本のお城やお寺って入場料が安いですよね。サグラダファミリアなんて入るだけで3000円以上します(最近は円安なのでもっと高いかも)。

入口を入ってすぐにある菱の門は残念ながら改修中

二の丸あたりからの写真。お城ってちょっと斜めから撮る方がいいですよね。

 

数々の門を通って天守に向かいます。城の防御の為道は曲がりくねっています。

このあたりの石垣は江戸時代に入ってからの物で、石を切り出して使っていますね。

ようやく入口まで来ました。小天守が入口になっています。

現存天守は狭くて階段も急ですが、さすが姫路城ゆったりとしています。確かここは2階でまだ小天守。大天守の最上階は6階です。

その後もそれほど急でない階段を上って、

最上階までやってきました。最上階ですがやはり広々としています。

最上階からの眺め。やはりいい眺めです。

他の現存天守と比較してそれほど急な階段ではありませんが、やはり降りる際は注意が必要です。

出口から出ると、ちょうどお城の正面です。石垣、天守共流石に立派です。

皿屋敷というと、江戸時代の有名な怪談話『番町皿屋敷』を思い浮かべますが、それより100年以上の昔に似たような話が伝わっています。10枚の皿のうち1枚を割った濡れ衣で、お菊さんが井戸に投げられたと伝わる井戸です。

皿屋敷伝説に興味ある方は下記ページを参照下さい。

shirobito.jp

ちなみに姫路城の西の丸はちょっと離れていることもあり、スルーする方も多そうですが、この西の丸から見た姫路城が私は最もいいと思いました。姫路城に行かれる方は是非足を伸ばして下さいね。

東横イン相生駅新幹線口宿泊編へ続きます。