期限が切れかけていたスカイコインを使って大分旅行へ行ってきました。その③臼杵城と臼杵石仏編です。
目次
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大分空港でレンタカーを借り、まずは臼杵城へ向かいました。大分空港から別府、大分を過ぎ、高速で1時間ちょっとの距離にあります。
キリシタン大名として有名な大友宗麟が、臼杵湾に浮かぶ丹生島に築いた海城です。当時は断崖絶壁の島で、四方を海に囲まれた城でした。江戸時代は明治維新まで稲葉氏が代々藩主を務め、15代続きました。今はまわりが埋め立てられており、海城の面影は全くありません。
お城へ行ってみると、スタンプはちょっと離れた観光交流プラザにあるとのこと。スタンプは後回しにしてまずはお城へ向かいます。
お城の入口が橋になっており、元々はそこ以外断崖絶壁でまわりを海に囲まれていたようです。今は埋め立てられて住宅地になっています(元々まわりの海は遠浅で、近くの川からの堆積物が貯まっていったこともあり、江戸時代を通じて徐々に埋め立てられていったとのことです)。
臼杵城の玄関。昔はこの橋のみが城へ入る唯一の場所でした。
現在は一部お堀として残ります
天守とかはありませんが、櫓が一部残っています
立派な石垣です
中は公園となっています。入場無料。
天守櫓が建っていた場所。特に天守台は設けてなかったようですが、天守のまわりの石垣は特に頑丈に石が積み上げられているようです。
大門櫓。こちらは江戸時代になってから建築されたようです。
日本100名城と違って、続日本100名城はほぼ石垣を見るだけって感じの城が多いです。やはり訪問してみると、日本100名城の方が見ごたえがあります(続の方は、気合を入れて山を登らないといけない城跡も多く、天気が悪ければスタンプだけ押すってことも多々あります)。
というわけでさくっと城を見学して交流プラザへ
臼杵市観光交流プラザ
城から歩いて2分ほどです
こちらの駐車場だと無料で止めれたってのを後で知りました(すぐ近くのコインパーキングに止めてしまった)。
臼杵城だけでなく、臼杵市の観光やイベントなどを知ることができます
ほっとさん。臼杵市のキャラクターなんですかね(臼杵は後で訪問した臼杵大仏の方が有名)。
臼杵城の歴史などが詳細に展示されていました
ちょっとしたおみやげ物やご城印を買うことができます。最近ご城印が増えてきましたが、私自身は買ったことありません(買うとキリがないので)。
観光交流プラザを後にして臼杵石仏へ向かいました。車で数分です。
入館料は550円
臼杵石仏は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっていないとのことです。
石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられています。今は全61体全てが国宝にしていされています。
入館券売り場から数分で入口です
確かに国宝というだけあってどれも素晴らしかったです
臼杵石仏の中で最も有名な大日如来像です。見る角度によって表情が異なるように見えます。頭は約300年前に落ちて、胴体の前に仏頭が置かれていましたが、平成6年に元の形に復元されたとのことです。
佐伯城、岡城編へ続きます。