WESTERポイントで購入したJR西日本乗り放題切符を使って、2泊3日の城巡りの旅に行ってきました。その①大阪から福山編です。
目次
WESTERポイント全線フリー切符
2024年の夏休みに合わせて発売された超お得な乗り放題切符です。
通常切符は、1000ポイント+14000円で1日乗り放題(但し、お盆の期間は使用不可でした)。これでも大阪-福岡を往復すれば十分元が取れますが、超お得な切符は、なんと9000ポイントで3日間乗り放題(お盆休み中も使用可)。これは何とか行かねばと思ったのですが、ネックはWESTERポイントを9000ポイント貯めること。このポイントってなかなか貯めるのが難しい上に、別のポイントからの交換ルートも限られています。
www.junchans123.com
WESTERポイントの詳細は上記記事を参照頂きたいのですが、種々ポイントを唯一交換できるのがビックカメラのポイント経由になります。しかもビックカメラJ-WESTカードの発行が必要とちょっとハードルも高いです。
というわけで、切符の存在を知ってすぐにクレジットカードを発行。Gポイントをビックカメラのポイントへ交換し(等価)、それをWESTERポイントへ換えました(1500ポイント→1000ポイントとなるので、だいたい飛行機のマイルに帰るのと同じくらいのレートです)。
Gポイントをビックカメラポイントへ交換するのに約2週間、ビックカメラポイントからWESTERポイントへは数日で交換可能です。ビックカメラ19500ポイント→WESTER13000ポイント。これを2回繰り返しました。
というわけで、旅行へ行く日の1週間ほど前に何とかポイントを確保できました。
行ったのはお盆の後半。空席とかを見ていたら、何とか席は確保できそうだったので、結局購入したのは前日でした。
今回の旅程は
2泊3日で中国から北陸をまわりました(目いっぱい使おうと、最初は博多まで行く予定でしたが、そこまで行くとかなり忙しくなりそうだったので、山口までとしました)。
結局、
1日目
和泉砂川-新大阪-福山 福山城
福山-新岩国 岩国城
新岩国-広島 広島城、平和資料館
2日目
広島-新大阪-敦賀-金沢 金沢城、金沢市内観光
3日目
金沢-新高岡 高岡城、高岡大仏
新高岡-富山 富山城
富山-敦賀-新大阪-和泉砂川
といった旅程に。正規運賃だと約5万円となりますが、わずか9000ポイントで楽しむことができました。
指定席の予約も取り放題。切符受取前だとe5489で席の指定ができましたが、最大9区間までということで、メインのみ予約。駅のみどりの発券機で発券して出かけました。
ちなみにこの切符の指定席は変わっていて、指定券は取り放題なのですが、なぜか変更不可。すなわち、早めの列車に変更した場合、新規で指定席を予約することになります。
じゃあ乗らなくなった指定席どうしたらいいの???
基本的に指定席はみどりの券売機で発券するのですが、その場合、返すことができません。そのままにしていても良かったみたいですが、持っていても仕方ないので結局駅の係員に渡しました(みどりの窓口はどこも長蛇の列でしたし)。
まずは福山へ
というわけで、早朝に家を出発し、まずはくろしおで新大阪へ
新大阪に着きましたが、
ちょうどこの日は、関東への台風7号接近に伴い名古屋-東京間は計画運休。新大阪-名古屋間もこだまのみの運転ということで、新大阪駅はかなり空いていました(山陽新幹線は、一部列車は運休でしたが、ほぼ通常運行)。
というわけで、新大阪で新幹線に乗り換え
のぞみに乗って、
福山に到着です
新大阪行きホームにはキティちゃんバージョンの新幹線が止まっていました。
ちなみにこの新幹線は6月から9月限定で、博多-新大阪間を一日一往復というレアな新幹線でした(各駅停車のこだまで運行)。
www.100finecastles.com
福山城は、毛利、浅野、池田などの西国の外様大名を押さえるために、徳川家康の従兄弟である水野勝成に築城させたお城です。特徴としては、北面の外壁に大砲の攻撃に備え鉄板を張っているというところです。
明治維新後も天守を含めて沢山の建物が残っていましたが、空襲で焼失。現在の天守は1966年にコンクリート造りで再建されました。
福山城は福山駅の目の前です。駅から出るとすぐ石垣があります。
石垣に沿って歩くとすぐに入口が
立派な石垣が続きます
暫く歩くと大きな建物が見えてきますが、これは天守では無く伏見櫓。戦火でも焼失せずに江戸初期に建てられたものがそのまま残っています。
こちらは筋鉄御門。伏見櫓と同様、江戸時代初期の創建で、両方共国の重要文化財に指定されています。
暫くあがっていくと本丸にでます
こちらが再建された天守
北側へまわると、このように鉄板が貼られています
天守の中は福山城博物館になっており、福山城の歴史、代々の藩主(水野家、松平家、阿部家)について詳しく展示されていました。
博物館を出て、鐘櫓、月見櫓等を見ながら駅に戻りました。
錦帯橋から岩国城編へ続きます。