空マイラーから陸マイラーへ

世界を飛び回ってた空マイラーが陸マイラーとしてデビュー。海外での経験やお得な情報を伝えていきます。

ANAマイルの有効期限を延ばす3つの方法~裏技を使うにはソラチカカードが必須ですね

スポンサーリンク

f:id:junchans123:20200520093517p:plain

今は殆ど旅行へは行けませんし、ましてや海外旅行なんていつ行けるかわかんないですよね。せっかく貯めたマイルも使う機会が無く、有効期限がきてしまうと焦っている人も多いかと思います。

仕方無いので他のポイントに交換して買い物でも・・・なんてことをする前にマイルの有効期限を延ばす裏技を書いてみたいと思います。

目次

ミリオンマイラーになる

f:id:junchans123:20200520094339p:plain

ANAマイレージクラブには、入会からの総飛行距離である“ライフタイムマイル”の実績により、「ミリオンマイラープログラム」というプログラムがあります。

上記のように、ANA便の搭乗実績50-400万LTマイルに到達すると特別なネームタグが送られてきます(別に提携航空会社との合算で100万LTマイル到達で別のネームタグが貰えます)。

50万LTマイルではタグ以外に特典はありませんが、100万LTマイル以上だと以下の特典が付いてきます。

  • 100万LT以上   生涯にわたるマイルの有効期限の延長
  • 200万LT以上   生涯にわたってSuite Loungeが使える

100万LT以上だとスーパーフライヤーズカードを申し込むことができるようにもなりますが、100万LTマイルを達成する人はほぼプラチナを経験していると思われますのであまり意味は無いですかね。

100万LTを達成するとマイルの有効期限が無くなります・・・といっても100LTマイルってとてつもなく飛行機に乗らないと達成しないので、有効期限を延ばす方法としてはちょっとあり得ないですね。すみませんm(__)m。

ちなみにLTマイルはその区間の基本マイルなので、プレミアムポイント等よりもかなり少なく、ほんと達成するのはとてつもなく飛行機に乗らないといけないです。

(例)100万マイル到達には

東京-大阪;280マイル→3572回の搭乗が必要

東京-ニューヨーク;6723マイル→149回の搭乗が必要

アメリカ75往復・・・月1回アメリカ往復しても6年ちょっと必要です。東京-大阪間だと毎日1往復で5年です。通常マイルと違って特典航空券でも加算されますが、ほんととてつもないですね。

ダイヤモンド会員になる

f:id:junchans123:20200520100826p:plain

ANAの最上級ステータスであるダイヤモンド。最優先搭乗、Suite Loungeが使用できる等色んな特典がありますが、

f:id:junchans123:20200520101048p:plain

ダイヤモンド会員になった瞬間に手持ちのマイルの有効期限が無くなって失効しなくなります。ダイヤから降格になった場合、手持ちのマイル全てそこから3年の有効期限になります。

ミリオンマイラーより現実的ですね(笑)。ダイヤモンドになるには10万プレミアムポイント必要です。とてつもなくマイルを持っている方は、マイルをスカイコインに交換して修行すれば持ち出しもありません。

【裏技】提携ポイントへ交換し、再度マイルへ戻す

f:id:junchans123:20200520101917p:plain


上記2つの方法を読んで、「なんだよ"(-""-)"」と思った方も多いと思いますが、本当に書きたかったのはこの方法です。

マイルを提携ポイントへ交換し、再度マイルへ戻すという裏技です。

現在使えなくなりましたが、種々のポイントをANAマイルへ交換する際に使用したソラチカルート。最後にANAマイルへ交換する際に利用したメトロポイントを使います。

f:id:junchans123:20200520102421p:plain

このように、ANAマイルは等価でメトロポイントに交換できます。交換で得られたメトロポイントを再度ANAマイルへ交換すればマイルの有効期限はその時点から3年となります。

毎年4月1日から翌年3月末日までの間に付与されたメトロポイントは、翌々年の3月末日まで有効です。従って、トータルでマイルの有効期限を4-5年延長させることができます。

但し、

  • メトロポイント→ANAマイルは90%の交換率となる
  • 毎月20000ポイントしか交換できない

マイルが10%目減りしてしまうことがデメリットですね。又、メトロポイントは毎月20000ポイントしかANAマイルへ交換できませんので、沢山マイルを持っている方はメトロポイントの有効期限を考えて交換する必要があります。

90%で再交換するにはソラチカカードが必要です。というわけでソラチカルートが使えなくなってもこのカードは持っていた方が良さそうですね。

f:id:junchans123:20200520111734p:plain

ソラチカカードは年会費2000円(初年度は無料)必要ですが、ポイントサイト経由でカードを発行するとポイントが貰えます。

例えば上記モッピーだと今なら5500ポイント貰えますので、マイルの有効期限延長を考えていらっしゃる方はポイントサイト経由で発行しないと損ですよ。

モッピーの入会がまだの方は下のバナーから

モッピー!お金がたまるポイントサイト

入会後、「ソラチカカード」と検索するだけですぐに目的のページが見つかります。

又、ソラチカカードの入会キャンペーンでJCB及びANAのそれぞれからポイントが貰え、最大48100マイル相当貰うことができます。入会ページをチェックして下さいね。
f:id:junchans123:20200520103203p:plain

ちなみに現在ポイントをANAマイルへ交換するのに使用するメインルートであるTokyuルートですが、このTokyu Pointを使っても同じようにマイルの有効期限を延ばすことができます。

但し、Tokyu PointからANAマイルへの交換率は75%となりますので、メトロポイントを利用するより更に目減りしてしまいます。有効期限の関係でメトロポイントでは交換しきれない程マイルを持っている方はこの方法もありかと思います。

【番外編①】スカイコインに交換すれば1年延ばせます

マイルの有効期限そのものを延長することはできませんが、スカイコインは有効期限が1年間ですので、マイルをスカイコインに交換すると一年間そのスカイコインで航空券等の購入が可能です。どうしようもない場合、この方法を利用している方も多いのではないでしょうか。

【番外編②】特典航空券解約の特例

特典航空券を解約した場合、通常は戻ったマイルは元々の有効期限が適応されます。

しかし、今はコロナウィルス関連の特例で航空券等はキャンセル料無しで解約可能ですが、特典航空券もキャンセル料(3000マイル)無しで解約できます。この特例を使って解約した場合、使用したマイルの有効期限に関わらす戻ってきてから3年となります。

www.junchans123.com

私もこのゴールデンウィークのスペイン行きの特典航空券を解約したのですが、デスクで解約手続きした時にはっきりと説明を受けました。

f:id:junchans123:20200520104845p:plain

戻ってきたマイル(19万マイル)もちゃんと3年の有効期限となっていました。

更に上記記事にも書いたのですが、実は昨年のGWも妻が肺炎にかかってスペイン旅行をドタキャン。その際、診断書を提出するとキャンセル料は必要ありませんでした。病気や身内の不幸があった場合、キャンセル料が必要無くなるという特例みたいですが(この特例は覚えておいて損はありません)、実はその時戻ってきたマイルも全て有効期限が3年に延長されていました。まあこれらは延長を狙ってできるものではありませんが。

 

期限が切れそうで困っている方はメトロポイントorTokyu Pointを使った裏技が効果的ですね。是非試してみて下さい。