もう既に鈴鹿のF1も終わりましたが(F1にも行ってきました)、3月に行われたスーパーGTの岡山公式テストも観戦してきました。その①備前長船刀剣博物館編です。
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備前長船刀剣博物館(長船はおさふねと読みます)は、瀬戸内市の長船町にある刀剣専門の博物館です。JRの長船駅や香登駅等からアクセスできますが、ちょっと不便なのでやはり車で行くのが便利です。
全国でも珍しい刀剣専門の博物館で、常時刀剣を展示している他、日本刀の製作工程等も学ぶことができます。
更に日本刀の工房があり、実際に作業も公開しています。
博物館中の様子
岡山国際サーキットは岡山県美作市にあり、この日は相生前泊の予定。せっかく行くのにどこか行くところが無いかと調べると(近辺にある城はほぼ行きました)、この博物館がヒットしました。家から車で向かい、相生を過ぎて岡山県に入り、備前市から瀬戸内市に向かいます(相生から50分ほどでした)。
着いたのは午後4時ごろ。一応ネットで事前予約をと書いてあったのですが、ほぼお客さんはいませんでした。入場料は一般500円でした。
1階は日本刀の製造工程の説明(動画もありました)と
刀剣が沢山展示していました
国宝「太刀 無銘 一文字(山鳥毛)」を所有しているみたいですが、常設展示はしていないらしく、残念ながらこの日は展示されていませんでした
2Fの展示室にも普段は刀剣が展示されているようですが、この日は企画展で鍔(つば)の展示が
申し訳ありませんが、鍔には全く興味がわかなかったです。もっと刀剣が見たかったかな。
実際に日本刀の重さを体験できるコーナーもありました。結構重かったです。
太刀と刀の違いって知ってました?
刀の製造工程や刀の姿の変遷、波文についての色んな説明がありましが、一番興味深かったのが、
太刀と刀の違い。そういえば太刀と刀の違いって考えたことなかったです。
太刀は室町時代より前、刀は室町時代以降に作られ、違いを一言でいうと、騎馬戦用か徒歩戦用かということだそうです。更に初めて知ったのが、刀は刃を上にして腰に差していること(太刀は逆に刃が上)。江戸時代の武士は刀を腰に差していますが、刃が上だったんですね。馬の上から攻撃するには刃が下にある方がよく、歩いて戦う場合は上から切ると考えると納得です。
なので展示も刀は刃を上に向けて(太刀は下に向けて)展示しているそうです。ちょっと勉強になりました。
刀を作っている工房もあります
もう夕方だったので、あまり人はいませんでしたが、実際に刀を作っており、その全行程を見学できます
刀や備前焼も売っています
敷地内にはふれあい物産館があり、おみやげ物を買うことができます。
流石に実際の大きな刀は売ってなかったですが、小刀が販売されていました。こんなに小さいのに10万円程度します。
備前焼も置いていました
せっかく来たので買って帰ろうとも思ったのですが、備前焼って結構高いんですね。特に趣味は無いので諦めました。
夕方5時の閉館時間となったので、博物館を離れて本日の宿に向かいました。
東横イン相生新幹線口宿泊と牡蠣の夕ご飯編へ続きます。