
ANAの上級会員であるプラチナステイタス。プラチナになれば一生スーパーフライヤーズ会員になれるということで、修行で目指す人も結構いると思います。
では一旦スーパーフライヤーズカードを入手した後は、このプラチナを維持する意味があるのかどうか疑問に思っていたので調べてみました。
目次
ANAのプラミアムステイタス獲得条件

ANAのプレミアムステイタスには3つあり、下からブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドとわかれています。一番下のブロンズはあまりメリットありませんので、上級会員とはプラチナ以上を指すことが多いですね。
プラチナステイタス獲得には搭乗で得られるプレミアムポイントが50000ポイント以上必要です(そのうちANA便で半分の25000ポイント獲得する必要あり)。プレミアムポイントはチケットによってその積算率がかなり違い、説明すると長くなるので省略しますが、出張でよく使う東京ー大阪間で変更可のチケットであれば25往復。月2回程度で達成といった感じです。効率良く路線を選べば、ポイント単価10円位で可能ですので50万円必要って感じですかね。
最上級のダイヤモンドになるにはその倍必要です。最近東京-大阪間の飛行機に乗るとダイヤモンドの方が山ほど・・・昔はこんなにいなかったですが、修行や出張で足りない分自腹で搭乗したりする人が増えたんですかね。
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今回は触れませんが、ダイヤモンドサービスに関してはこの記事を参照下さい。
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又、最近は殆ど変化ありませんが、獲得基準やプレミアムサービス自体も色々変わってきました。この記事に詳しく纏めました。
スーパーフライヤーズカード

プラチナ、ダイヤモンドのステイタスは獲得した次の年の一年限りですが、これらのステイタスを獲得すれば一生もののスーパーフライヤーズカードを申し込むことができます。このカードを持てばスターアライアンスゴールドを含めてANAの上級会員としての資格を一生維持することができます。
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スーパーフライヤーズカードに関してはこの記事に詳細に書いています。
又、カードには色んな種類があり、カードによって年会費等が異なりますが詳細はこちらのページを参考にしてください。
プラチナとスーパーフライヤーズ会員を比較
一度プラチナになればスーパーフライヤーズカードを入手できて、ANAの上級会員をほぼ一生維持できるのですが、じゃあスーパーフライヤーズカードを持っている人がプラチナを継続する意味があるの?と疑問に思ったのがこの記事を書くきっかけです。
プラチナとスーパーフライヤーズの差について調べてみました。
空の旅をゆったりと
プレミアムメンバー専用サービスデスク

それぞれのステイタスに応じてサービスデスクがあります。プラチナメンバー向けとSFCメンバー向けで電話番号も異なりますが特に差が無いように思います。
ラウンジのご利用

搭乗の際ANAラウンジが使えますが、これは両メンバー共同じラウンジですので全く差がありません。
座席クラスのアップグレード

アップグレードポイント(国内線、国際線)でアップグレードできますが・・・

アップグレードポイントはANA便への搭乗実績で貰えますので特に差はありません。もちろんプラチナになるにはプレミアムポイントが沢山いりますので、その分貰えるポイントも増えますが。
ご予約を優先して
国内線予約の先行受付

以前プラチナ以上のメンバーはチケットを早く受付してくれるサービス(先行受付)が利用できましたが、今はこのサービスは無くなりました。現在はプレミアムメンバーが一般の方より早く買えるサービスに変更されていますが、プラチナとSFCに特に差はありません。
国内線座席指定の優先
ANAのHPには事前座席指定の範囲差が書かれていませんが、会社の人が調べたことあるということで聞いてみると差が無さそうとのことでした(以前はANAのHPに座席指定の範囲が書かれていて、若干差があるようでしたが、今は差が無さそうです)。
国際線事前座席指定料金の免除
国際線のエコノミークラスで、最近(2019年8月19日から)事前座席指定が有料になったみたいです(特に安いチケット(予約クラス:V、W、S、L、K))。

行き先によって価格は違いますが、欧米路線で足を伸ばせる席だと5500円もします。

プラチナ以上だとその料金が免除されるみたいですね。ようやくSFCとプラチナで差がありました。
ご予約時の空席待ちの優先


これも両メンバーに差が無いと思います。
国際線特典航空券・アップグレード特典の優先

これも会社の人が調べたことあるらしく全く差は無かったとのことです。
手続きをスマートに
国内線チェックイン

優先チェックインカウンターが利用できますが両メンバーに差はありません。
国際線チェックイン


ビジネスクラス及びスターアライアンスゴールドメンバー用カウンターを利用できますが、差はありません。
手荷物受け取りの優先



このサービスにも差はありません。
手荷物許容量の優待

ANAのHPに詳しく書かれていますが、同様に差はありません。
専用保安検査場

空港によって専用のレーンが設けられていますが、差はありません。
優先搭乗


優先搭乗の順番にも差はありません。
空港での空席待ちの優先取扱い

空席待ちの扱いも同じです。
充実の特典を
フライトボーナスマイル

SFCだと35-40%分多めに加算されますが、プラチナだと100%程度になりかなり差があります。
ANAゴールドカード / ANAカード プレミアム特別ボーナスマイル

このサービスは知りませんでした。SFCのゴールドを持っていると、プラチナ以上の場合は継続の際にプラス2000マイル貰えます。
マイルからANA SKY コインへ特別倍率で交換

交換比率は若干違い、プラチナメンバーの方が比率が少し良くなります。
とっておきの贈り物を
ダイアリー・カレンダー・手帳のプレゼント

プラチナの場合デスクダイヤリーが貰えます。結構嵩張ることもあり今まで一回も使ったことありません。
結論
長々と書きましたが、
- 国際線事前座席指定料金の免除
- フライトボーナスマイルの比率が違う
- ゴールドカード特別ボーナスマイル
- Skyコインへの交換比率が若干違う
- デスクダイヤリーが貰える
といった差となります。マイルの積算率の違いが一番大きいですかね。
改めてプラチナとSFCの差を比較しましたが、ボーナスマイルが沢山貰える等のメリットがあるので全く無駄ということはありませんが、SFCを既に持っている場合無理にプラチナを継続する必要は無いかなあって感じですね。
以前も書きましたが、一度SFCを持てば永久にこのステイタス(スターアライアンスゴールド)を維持できる航空会社は日本以外にはほぼ無いと思います。他の航空会社から文句がでないか心配でいつ改悪になっても不思議では無いと思います(SFCカードはクレジットカードですので逆に改悪するのも難しいとは思いますが)。
ちなみにプレミアムメンバー向けのサービスを上に纏めましたが、こう書いてみるとサービス自体は沢山あって充実してますね。

ちなみに今年はもう少しでプラチナ。今後改悪が無いことを願って無理にはプラチナの維持は考えないようにしようと思っていますが、今年はぎりぎり達成かなって感じです。
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