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レンタカーを借りて知覧特攻平和会館へ~鹿児島市電、バスはスイカ使えません~Peachで行く鹿児島旅行⑤

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初めてPeachを使って鹿児島に行ってきました。その⑤知覧特攻記念館と枕崎から指宿編です

目次

鹿児島市電鹿児島中央駅

夜のPeachで鹿児島に着いて、宿泊は鹿児島の飲み屋街である天文館

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格安ホテルであるユニゾインエクスプレス鹿児島天文館へ宿泊しました

前日の夜は鹿児島料理と鹿児島ラーメンを堪能。今日はこの旅行のメインである知覧特攻記念館に行き、夜宿泊予定の指宿に向かいます。

私の一人旅はだいたい昼間から飲んだくれているのですが、知覧は電車、バスを乗り継いで行くにはちょっと不便。又、せっかくなので鹿児島の他の所へ行こうとお酒は諦めてレンタカーを借りることに(笑)。

レンタカーはもちろん楽天トラベル(レンタカー)で予約。

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鹿児島市内で借りて鹿児島空港返却で検索できるので便利です。ちなみに空港返却でも特に追加料金は取られなかったです。

最も安かったのがタイムズカーレンタル。タイムズのコインパーキングにあるタイムズカーシェアと違うんだ…なんて思っていたのですが、元々はマツダレンタカーだったんですね。2013年に名称が変わったみたいです。

鹿児島市内の営業所は鹿児島中央駅の近く。天文館から市電で向かいます。

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朝の天文館。夜と違って人通りも少なくて静かです

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天文館から鹿児島中央駅までは市電で10分位。どの電車でもいいかなと思っていたのですが、赤の2系統に乗らないと行けなかったです。

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運賃は一律170円。ちなみに鹿児島ではJR以外はスイカやイコカが使えません

そーいえばせっかくJQカードを持っているのに、JRは使わないということで持って行かなかったです(笑)。鹿児島ではラピカ(Rapica)といわさきICカードという独自のカードしか使えませんので注意が必要です(久し振りに現金で電車に乗った(笑))。

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昼間は6,7分間隔、朝晩も10分待つことはありません

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赤の電車なので鹿児島中央駅へ行く2系統かなと思ったけど違いました

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特に電車の色は関係無いみたいです真ん中のドアから乗って、前から降ります。バスに付いているような運賃箱(ICカード対応)がついていました。

10分ほどで鹿児島中央駅着。タイムズカーレンタルまでは歩いて5分程でした。

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二日間お世話になった車です。免責等のフルオプションを付けて7000円位でした

知覧特攻平和会館

知覧特攻平和会館鹿児島市内から一時間弱ってところです。JRとバスを乗り継いでも行けますが結構不便です。

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途中片側交互通行のところもありましたが、無事知覧特攻平和会館にやってきました。

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たっぷりと時間を取って、映画や語り部の人の解説も聞きました。

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館内は写真撮影不可で、この引き上げられた特攻機のみ撮影可でした。

展示は特攻で散った若者に関する遺書や遺品がメイン。その他特攻に関係する資料や説明でしたが、当時の状況を想像するには十分な内容。思わず涙がこぼれてきました。

色々印象に残ったことはあるのですが、下記2点が特に印象に残りました。

  • 特攻に参加した隊員はほぼ若者。皆さん両親(ほぼ母親)に遺書を残しているのですが、その内容は、全て明るくて、ようやくお国に貢献できで嬉しいといった感じ。でも前日の夜は一人で号泣していた人もいたそうで、本当の気持ちは違ったんだと推測できます。語り部の人は、残された人に心配をかけたくないという一心でこのような手紙を書いたと説明していました。明日死ぬ人がこんな配慮していたなんて驚きです。
  • 特攻は「必死の作戦」・・・通常必死という言葉は死に物狂いでやるといった意味ですが、特攻は必死、すなわち必ず死ぬといった意味。何かこれを知ってから軽々しく必死ということばを使えなくなってしまいました。

外の建物は撮影可

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特攻する隊員は、知覧に配属後このような宿舎で数日間その時を待ったそうです。知覧の飛行場のまわりの山の中に配置された宿舎で、半地下になっているのは敵に気づかれないようにするためとのこと。

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映画で使われた隼の展示もありました

海軍は鹿屋基地からの出撃でした

3時間程度たっぷりと見学しましたが、知覧基地は陸軍の基地なので陸軍特別攻撃隊。ここで初めて知ったのですが、海軍も同様に特攻を行っていて、そちらは別の基地から飛んでいったとのこと。

次の日、海上自衛隊鹿屋航空基地の敷地内にある鹿屋航空基地史料館にも行きました。鹿屋基地は海軍の航空基地で、実は日本で最も多くの特攻隊が出撃したのは鹿屋基地ということでした。鹿屋航空基地史料館は、一階は海上自衛隊の活動紹介の為の展示ですが、二階は戦時中の鹿屋基地や特攻に関する展示でした。こちらは無料ですが、知られてないせいかほぼ貸し切り状態。こちらの方が良かったかもしれません。後日またアップしたいと思います。

続く