休館していた京セラ美術館が開館したので、行きたかったエジプト展に行ってきました。
目次
今回は残念ながら日帰りの旅
本当は一泊してゆっくりと京都観光をしたかったのですが、緊急事態宣言が出ているので残念ながら日帰りの旅でした。
www.junchans123.com
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今京都は(どこもそうかもしれませんが)ホテルが格安。一泊2-3000円程で泊まれます。今回は日帰りでしたが、二条城、京都迎賓館を慌ただしく見学しました。
京セラ美術館で4月17日(土)から6月27日(日)まで開かれていました。といっても緊急事態宣言の影響で半分位は閉館に。6月になって再開しましたが、予約制でかなり人数が絞られていたので、限られて人しか見られなかったと思います(私は平日に行ったのですが、それでも事前予約しないと入れなかったです)。
ちなみに東京と京都は終了し、現在静岡で開かれています。その後八王子で開催されるようです。
美術館が大きいですが、入口はこじんまりとしています。
今回のエジプト展は、ベルリン国立博物館の収蔵物から130点を展示。「天地創造と神々の世界」「ファラオと宇宙の秩序」「死後の審判」の3章構成で、特に古代エジプトの人が崇めていた神に関する展示が多かったです。
検温、消毒があり、事前にチケットを購入していた人は直接入口に行けたのですが、チケットのチェックにちょっと時間がかかったので入館には少し時間がかかりました。
せっかくなのでオーディオガイドも借りました。
第一章は天地創造と神々の世界。
このような古代エジプトの人が崇めていた神の置物が続きます。最後のネコもパステソ女神と言って、ネコも神様だったんですね。
第二章はファラオと宇宙の秩序。
宇宙の全体を支配する秩序・摂理(マアト)は、絶対であり、個々の人間が遵守すべき最も重要な規範・道徳。人間社会のリーダーであるファラオは、社会の中でマアトを守り、実行する最高責任者でした。この辺りはファラオ像等が続きます。
スカラベ(いわゆるフンコロガシ)。古代エジプト人が聖なる甲虫としたので、スカラベに関する展示も多かったです。なんでフンコロガシ?と思うのですが、古代エジプトでは「再生」「復活」「創造」のシンボルとされて神と同一視されていたようです。
第三章は死後の審判。
有名な死者の書です。死者の霊魂が肉体を離れてから死後の楽園に入るまでの過程・道しるべを示したものです。
最後に心臓と真実の羽根が天秤にかけられ、釣り合うかどうか判定されます。魂が罪で重いと、秤が傾きます。釣り合えば死後の国に導かれ、釣り合わなければそこで怪物に食べられます。
今回の展示会でメインのマスク。ツタンカーメンのマスクほど金ぴかではありません。
臓器を収めた壺や
ミイラを収めた棺等が続きます。
以前かなり話題となったツタンカーメン展ほどの派手さは無かったですが、結構楽しむことができました。
絶対に行きたいと思っているエジプトの大エジプト博物館。2020年に開館予定だったのがコロナ禍の影響で今年に延期になったそうですが、行けるのはいつになることやら・・・
初音寿司の鯖寿司
エジプト展を見終わったのが夕方5時ごろ。晩ご飯はどうしよかなと思ったのですが、緊急事態宣言もでているということで、テイクアウトして家で食べようと。調べると京都は鯖寿司が有名とのことで、京セラ美術館に近いお寿司屋さんを検索してやってきました。
京セラ美術館から地下鉄の東山駅の間にある初音寿司さんです
昔ながらのこじんまりとしたお寿司屋さんです
一応電話して作っておいてもらいました
確かに美味しかったです・・・でも一本3500円(◎_◎;)。ちょっと値段が高かったかな。
京都駅から再度はるかに乗車
京都駅に戻ってきましたが、中央口の近くのお土産物屋さんも閉まっていました
中央口前の様子。朝よりは人通りが多かったですが、以前と比較すると閑散としていました
昼間は走っていないはるかです。帰りも日根野まで乗車。京都から乗車した人は1両あたり数人。新大阪くらいからは少し人が乗ってきましたが、ほぼ日根野で降りて関空に行く人は殆どいませんでした。
久しぶりの旅行記。といっても日帰りの慌ただしい旅でしたが、それなりに面白かったです。早く通常の生活に戻って旅行も自由に行きたいものです。