3月になり今年のレースシーズンが開幕しました。開幕の前に行われる恒例の鈴鹿サーキットファン感謝デーに、ひのとりに乗って行ってきました。
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日本にはFIA公認サーキットが7か所あります。その中で有名なのは鈴鹿サーキットと富士スピードウェイですね。サーキットの長さは4-5キロ程度あるので、造るのには膨大な土地が必要なので殆どのサーキットは山の中とかすごく辺鄙な所にあります。
鈴鹿サーキットは長さ5807m(4輪、2輪は5821m)と最長であり、更に遊園地が併設されていて、広大な駐車所もあるのに結構街中にあります。最寄り駅は伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅で、そこから歩いて20分ほどかかります。
ただ、伊勢鉄道は一時間に一本のローカル線。車以外で鈴鹿サーキットに行く場合は、近鉄白子駅(特急も停車します)からバスが便利であり、特に大きなレースが行われる際は臨時バスが増発されます。私も鈴鹿サーキットへ行く時は、だいたい津に泊まり、白子駅まで電車で行ってバスに乗ることが多いです。まあ殆どの方は車ですね。
レースは冬がオフシーズンで(流石に雪が積もったらできないですね)、3月から10月に開かれます。鈴鹿サーキットでは、レース開幕の前の3月初旬にファン感謝デーというイベントが行われます。
毎年3月第一週の土日に行われます。参加カテゴリーはSuper GT、ル・マン、SUPER FORMULA等の4輪及び8耐、MotoGP等の2輪の両方です。プレレースもありますが、基本的には色んなカテゴリーのマシンのデモランが中心です。
土日ほぼ同じなので、ただイベントを楽しむだけならどちらか一日で十分だと思いますが、私は写真を撮るという目的が大きいので、両方参戦しました。
こんな感じで楽しみました
色んな車が走るので、このイベントは結構人気があり、開門時にこれだけの人が並んでいました。確か各日1万人ほどの人が来場したみたいですが、サーキットはとんでもなく広いので、メインスタンド以外はがらがらです。
イベントを楽しむにはメインスタンドの方がいいと思いますが(メインスタンドのみ入場券以外に指定席券が必要)、メインスタンドって前がストレートですし、安全の為に金網もあるのでほぼ写真は撮れません。レースでも前を高速で車が通りすぎるだけなので、ちょっと面白みに欠けると個人的には思います。
なのでいくつかある撮影ポイントへ。とにかく広いので、メインスタンド以外は20分とか平気でかかります。まずはビール(笑)。
私自身は2輪のレースにはあまりこないのですが、2輪だとほんとカーブでは足が地面に擦れそうですね。8耐とかだとこけるのが当たり前で、相当なダメージでない限り修理して復帰するって言ってました。
これらは今一番日本で人気のあるカテゴリーであるSUPER GT。性能の違う2つのクラスが同時にレースを行い、更に勝ったチームはその次はウェイトを積まないといけない等のハンデ戦なので、抜きつ抜かれつのバトルや毎回どの車が優勝するかわからないので、結構面白いです。
これは昨年のル・マン優勝車。ル・マンを走ったあとそのまま保管しているので、車はドロドロで痛々しい感じでした。
更に昔のル・マンなどの耐久レース参戦車両のデモランや
フェラーリF1のデモ走行等もありました
こちらはSUPER GTと並んで人気のSUPER FORMULA。F1より少し遅いくらいで、速度的にはメッチャ速いのですが、車体やタイヤは全て共通。エンジンは2社のみが供給(馬力等は同じ)といった感じなので、マシン的にはほぼ差がありません。なのでドライバーの実力やチームの戦略が勝敗につながります。SUPER GTとかとは別の面白さがあります。
ちなみにこのSUPER FORMULAの会長に、あの近藤真彦氏が就任されることが発表されました。元々SUPER FORMULAに参戦しているKONDO RECINGのオーナー兼監督だったのですが、サーキットビジョンで出て来た時には結構驚きました。
レースではないですが、色んな車が走るのをお酒を飲みながら写真を撮って、結構楽しめました。ちなみに3月はこの鈴鹿サーキットファン感謝デーを皮切りに、3週連続でサーキットへ行ってました(笑)。
帰りもひのとりで
夕方まで楽しんだ後、バスで白子へ。白子から賢島行き特急に乗って、津で行きと同じようにひのとりに乗り換えて帰路につきました。
ちなみに鶴橋駅の近鉄からJRへの乗り換え口に焼肉ライクがありました。鶴橋は降りると山ほど焼き肉屋があるので、その影響ですかね(この店舗は電車に乗らないと行けません)。