コロナ禍で飛行機があまり飛ばなくなったので、暫く飛行機の撮影には行っていませんでしたが、かなり戻ってきたのでゴールデンウィークに関西空港へ飛行機の撮影に行ってきました。
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大阪府南部の泉州沖5キロにあり、水深18メートルの海を埋め立てて造られました。泉佐野市、泉南市、泉南郡田尻町の3つの市町村にまたがっています。
JR、南海電車が乗り入れており、阪神高速湾岸線や、阪和道泉佐野JCから延びる関西空港自動車道からアクセスできます。アクセスし易いですが、やはり大阪市内からは遠いので、大阪の北の方に住んでいる人にとっては伊丹空港の方が便利ですね(伊丹空港は渋滞とかあるので時間が読めないと思うのですが)。
滑走路は2本。ターミナルも2つあります。第一ターミナルがメインで、第二ターミナルはピーチを始めLCC専用となります。南海電鉄、JRの駅は第一ターミナルに隣接しており、第二ターミナルは無料バスで行くことになります。
関空展望ホールSky View
関空展望ホールは、上記図のA滑走路の北側にあります。上の写真のように、第一ターミナルを見渡せます。A滑走路に隣接しているので、飛行機の離発着の写真もA滑走路がメインです。
A滑走路はだいたい離陸用として使うことが多いです。風向きで離陸の方向が変わり、北向きに離陸する時はちょうど展望ホールの上を通過するので、写真撮影に適しています。逆に南向きに離陸する時は飛行機が遠ざかっていくので、あまりいい写真は撮れません。離陸、着陸は同方向なので、南向きの時にA滑走路に着陸する飛行機があればすごくいい写真が撮れます(着陸する飛行機は滑走路の端に着陸するので、展望ホールの横を通る時の高度が低い)。
関空へ行ったのはゴールデンウィーク真っただ中の5月3日。空港は結構混雑していました。
私は和歌山在住なので、JRの阪和線で日根野乗り換えで関空へ。電車はやはり混んでいて、日根野では座れませんでした。
改札を出たところのみどりの窓口。日本の人は交通系ICカードを使う人が殆どですし、はるかに乗る時の特急券も自動販売機で買うと思うので、この窓口に並んでいる人は殆ど外国人です。コロナ前は外まで長蛇の列でしたが、この時はそこまで混んでいませんでした。朝で到着便がまだ少なかったのかもしれません。
といっても中は行列ができていました。
第一ターミナルの方へ歩きます
国際線はようやく復活といった感じです。でもソウル行きが多いですね。
そのまま真っすぐ第一ターミナルへ。以前は国内線の到着口でしたが、国内線が南側へ移動したのでかなり変わっています。大きなフードコートがあります。
以前ANAの国内線のチェックインカウンターがあった所はまだ工事中でした。
ということでフードコートを見学
中には5軒のお店が入っていました(マクドナルドは別の場所にあります)。かなり看板のスペースが空いていますが、夏ごろに新たなお店ができるみたいです(今は関空には蓬莱のお店がありませんが、今後オープンするみたいです)。
サンマルク(カレー)と神座
杵屋、たこ昌(「たこまさ」と読みます)とまいどおおきに食堂。私の記憶では杵屋と神座は以前は無かったです。そういえばリニューアルに伴い、すき家は無くなりましたね。
ANAとJALのチェックインカウンター。何か以前より小さくなったように思います。
国内線搭乗口。以前はANAとJALでわかれていましたが、今は一緒になっています。結構小さいので朝のピーク時は混みそうです。
この次の週に久しぶりに関空から飛行機に乗るので、制限域内についてはまたレポートしたいと思います。
以前は、国内線の出発、到着は両方共2階でしたが、到着口は1階になっていました。
国際線の到着口も1階です。この行列はTourist Information Centerなのでみんな外国からの観光客ですね。
関空展望ホールへ
第一ターミナルから関空展望ホールへは無料のバスで行くことができます。一番北側のバス乗り場から30分に1本程度出ています。
結構混んでてほぼ満員でした
だいたい5分程で到着
ビルは2つにわかれています。どちらのビルからも空港が一望できます。レストランはやっていませんでしたが、カフェは営業していました(まだ土日のみの営業みたいです)。
エスカレーターを使って屋上へ
こんな感じで空港を見渡すことができます
久し振りの飛行機撮影
最初の10分程度は北向きの離陸だったので、こんな感じでいい写真が撮れたのですが、
すぐに南向きの離陸に変わったので(飛行機は常に向かい風を受けて離陸します)
離陸はこんな感じでかなり遠くになってしまいました。超望遠レンズを持っていますが、流石にこれだけ遠いと陽炎の影響があり、更に空気が澄んでいなかったので、あまりいい写真は撮れませんでした。
というわけで地上を走行している写真ばっかりに
B滑走路へ着陸する飛行機はちょっと遠すぎて厳しいです
関空には海上保安庁があるので、タイミングがあえばヘリコプター等の写真も撮れます
ただ、何故か一便だけA滑走路に着陸する飛行機があり、この日一番の写真が撮れました。
展望ホールがオープンする10時から14時頃まで撮影を楽しんで帰路につきました。
久し振りの関空でしたが、かなり人は戻ってきていますね。特に韓国便が多かったですが、今後中国からの飛行機が本格的に復活すると元に戻るような気がします。