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出石城から竹田城へ~高速乗り放題プランを使った100名城巡りの旅②

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高速乗り放題プランを使って城巡りの旅をしてきました。その②出石城から竹田城編です。

目次

出石城(続日本100名城巡り7)

www.100finecastles.com

出石城は、1604年に小出吉英(こいでよしふさ)によって有子山の麓に築かれたお城となります。出石城の築城とともに城下町が整備され、出石の町並みが形成されました。

今回出石城を訪問し、スタンプも押してきたのですが、今ブログを書いていて・・・日本100名城のHPには出石城・有子山城って二つの城の名前が書いてあるのを気づきました。

調べてみると、有子山城は元々1574年に山名祐豊によって標高321mの急峻な有子山に築かれたお城とのことです。織田軍の羽柴秀吉に攻められ落城し、関ケ原の合戦の後、出石城が築城されたので廃城となったみたいです。出石城は山の麓にあったので、登るのにはそれほど苦労しませんでしたが、有子山城はこの山の山頂にあり、見に行くのは結構ハードだったみたいです(真夏の訪問だったので、知っていても行かなかったと思います(^^ゞ)。

というわけで出石城訪問記です。

こちらの東城門から登ります。

石垣は結構立派です

二の丸には復元された櫓のみ

本丸にも天守は残っておらず、

復元された櫓のみ建っていました

通常天守のある本丸が一番高いところにありますが、その上にも石垣が

この鳥居のある階段を登った最上段に稲荷神社があるそうです。暑いので登らなかったのですが、稲荷神社からは出石市内が一望でき、すごく眺めがいいとのことでした。

ちなみに有子山城は稲荷神社より遥かに上にあり、1キロくらいの道のりを登らないといけないそうです。

出石はやはり皿そばですね

そばというと関東ってイメージで、関西にはあまりそばが有名な地域はありませんが、出石というとそばって感じで約40店舗ほどのお店があります。なんで出石ではそばが有名なのか調べてみたのですが、江戸時代中期の1706年に、出石藩松平氏と信州上田藩の仙石氏(仙石政明)がお国替えとなり、仙石氏がその際にそば職人を連れてきたのが発祥とのことでした。

というわけで、せっかく来たのでそばを食べようとおじゃましたのがこちらのお店

家光さんです

出石そばは皿そばとなっており、つゆと卵、山芋などの薬味と共に頂きます

最初は薬味等を入れずにそのままで。途中から卵等を入れて味変して楽しみます。

通常5皿が一人前で、1皿ごとに追加できます。どのお店もこの方式で、値段とかもほぼ同じなんですが・・・確かに美味しかったのですが、5皿だとちょっと足りずに私は計8皿を注文(通常一人前の5皿では到底足りません)。トータル1500円・・・特に天ぷらとかもついてないですし、ちょっと(かなり)高いですね。せっかくなので来た時はいつも食べており、既に数回食べているのですが、いつも食べた後ちょっと高すぎやろと思っています。

竹田城日本100名城めぐり27)

www.100finecastles.com

出石そばを食べて向かったのが天空の城として有名な竹田城です。

竹田城は1441年に但馬守護山名宗全が築き家臣の太田垣光景を城主にしたのが始まりと伝わっています。1569年織田信長の命で豊臣秀吉が但馬に侵攻。城主太田垣輝延は織田方に降伏しましたが、1573年毛利勢がせまると毛利方に寝返り降伏。再度1577年豊臣秀吉は播磨に、弟秀長は但馬に侵攻して竹田城は陥落。その後、1585年秀吉の配置換えにより赤松広秀が入城し、15年間に渡り城主を務めました。ところが関ヶ原の戦いで西軍に属したため切腹を命じられて竹田城は廃城となりました。戦国時代に強い勢力に翻弄された城なんですね。

雲海がかかる天空の城として有名ですが、雲海は秋の早朝でないと見れないとのことで、普通に訪問しました。

竹田城は、麓の竹田駅から登ると約60分ほどかかります。車の場合、山城の郷が最も近い駐車場となり、そこからは歩いて40分ほどとのことでした。

というわけで山城の郷へ。

お土産物屋さん、レストランや観光案内所が併設されており、結構立派な施設でした。

そこから竹田城までは歩いて40分ほど。ただ、調べてみるとバスが運行されており、竹田城まで20分ほどのバス停までバスで行けるとのことでした。

ということで、40分程待ってバスに乗車

道が狭いので小型のバスです

バス停からは約1キロの登りでした

100メートルごとにこのような看板が設置されています

しかも入口までは舗装されていました

入口へ到着。観覧料は500円でした。

ちなみに年パスは1000円とのこと。年間3回来れば元が取れますが・・・ハイキングがてら何回か登るといった人向けでしょうか

建物は全く無いですが、立派な石垣が残っています。

山の山頂にあるので眺めは凄く良かったです

山城に来るといつも思うのですが、石垣の石って現地調達だけでは無く、他からも持ってきたはず・・・昔は人の手で運ぶしかないはずですが、こんな山の上までどうやって運んだんですかね。


神鍋グリーンホテル宿泊記と日高夏祭り編へ続きます。