
高速乗り放題プランを使って城巡りの旅に行ってきました。その⑦彦根城訪問記です。
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彦根市街地にある彦根城。近江は元々石田三成が治めていましたが、関ケ原で勝利した徳川家康が石田三成の近江18万石を取り上げ、井伊直正に与えました。直正は三成の居城・佐和山城を取り壊し、すぐ近くに城を築こうとしたのが最初です。直正が死去し、家督を継いだ直継により1603年から大坂の豊臣家への備えとして徳川による支援を受けた天下普請として築城を開始しました。1606年に三重三階の天守を含む一期工事が完成。その後彦根藩のみで表御殿などが築造されました。
徳川幕府で代々重職を勤めた井伊家の居城であり、現在12しかない現存天守の一つで、国宝に指定されています(国宝天守は5つ)。前日行った4つの城はスタンプのみ。今回のメインの城として気合入れて見学しました(笑)。

彦根市内に宿泊していたので、ホテルをチェックアウトして駐車場に着いたのは朝8時過ぎ。彦根城は8時半からだったので、城のまわりをぶらぶらしていました。
石垣も立派です

きちんとお堀も残っており、天守を含めて当時のままといった感じです

彦根城入り口。こちらの窓口でチケットを購入。彦根城と博物館のセット券で1200円でした(彦根城のみだと800円)。

城は小高い丘(山?)の上にあり、登るのは結構大変でした

櫓(重要文化財)等もきちんと残っています

こちらが大手門ですね

大手門を入ってからも更に登りが続きます

一の丸に到着。朝なのに暑くてへとへとになりました。

立派な天守です


再現された天守は普通の階段ですが、江戸時代から残る現存天守は、どこもとにかく階段が急です(姫路城は大きいせいかちょっとましだったように思います)。


豊臣家に備えて築城されたので、鉄砲を撃ったり弓を射る狭間もちゃんとあります(江戸時代になってから築城された城は、権力の象徴でそれほど防御には力をいれていませんが、それ以前の城はきちんと防御を考えて設計されています)。

更に進んで

最上階です

かなり高いので彦根市内が一望できました

登る時より降りる時の方が怖いです

さすが国宝と言うだけあって見ごたえがありました

こちらはちょうどチケット売り場横にある博物館
井伊家に伝わる宝物が展示されていました

彦根城と言えばひこにゃんですよね

しかしひこにゃんに会えるのは一日二回だけ。しかも午後ということで、残念ながら時間が合わず会うことはできませんでした。
安土城、八幡山城訪問記へ続きます