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ANAマイルの有効期限を延ばす方法まとめと注意事項~そういえば国際線特典航空券改悪になりましたね

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2024年3月末で、コロナ禍の特例で延長してきたマイルの有効期限延長が終わります。使い切れないマイルが残っている方も多いと思いますが、その期限を延長する方法について記事にしてきました。まとめと書ききれなかった注意事項等をまとめたいと思います。また、国際線特典航空券の交換レートの改悪も発表されましたので、それについてもまとめてみました。

目次

何とか頑張って発券するのが一番ですが

マイルの期限を延長することについて書いてきましたが、もちろん予定を組んで発券するのが一番です。

国内線特典航空券

国内線特典航空券は、下記のように年2回の一斉予約となります。

・夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日)搭乗分
 →1月下旬頃受付開始予定

・冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日)搭乗分
 →8月下旬頃受付開始予定

ということは、現在10月26日(土)の便まで予約できることになります。

また、国内線特典航空券の有効期限は、発行日から一年間となります。この間は特典航空券枠分の空席があれば、自由に変更することが可能です。ということは、最悪10月までの便を予約しておけば、来年3月までの便へ予約変更が可能ということになります。

但し、予約に必要なマイル数は時期によって異なり、例えばローシーズンの便を予約した場合、ハイシーズンの便へ変更する場合は差額のマイルが必要となります。

国際線特典航空券

国際線特典航空券の場合は、旅程の復路搭乗日の355日前(出発日含まず)の午前9:00(日本時間)から予約開始です。ということは、来年の3月20日ごろまでの便の予約が可能です。

また、国際線特典航空券も変更することが可能ですが、航空券の有効期限は国内線と少し異なり、

発券日から1年以内に旅行を開始(往路便/第1区間を使用)することが必要で、旅行開始日から1年間以内に復路便/最終区間のご利用が必要です。

この一文を見ても???となる方が多いと思いますが、国際線は往復が基本です(国内線は片道でもOK)。なので、到着地で長期滞在も可能です。更に飛行機を乗り継ぐ場合、乗り継ぎと途中降機の2種類がありますが、途中降機は24時間以上の滞在が可能です。

したがって、(ここでは特典航空券の色んなルールについての詳細は省きますが)、途中降機地を日本として発券すれば、それ以降の航空券を変更して更に期限を延ばすことも可能となります。

注意事項

国内線、国際線共に特典航空券は自由に変更が可能ですが、行程の変更はできません。上に書いたように、変更したい便の必要マイル数が多い場合は差額のマイルが必要ですので、その時点でマイルが無ければ変更することができません。また、特典航空券枠があり、有償航空券に空席があっても特典枠に空席がなければ予約できません。

3000マイル払えばキャンセルも可能ですが、キャンセルの時点で有効期限が切れているマイルは戻ってきませんので、この点にも注意が必要です。

スカイコインへの交換

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スカイコインへの交換については上記記事に纏めました。

マイルからスカイコインへの交換は等価交換ではなく、上記のように最大1.7倍で交換が可能です。更に3月末までは、+0.2倍として交換できるキャンペーンが行われています。

国内線の場合、特典航空券でも別に手数料が必要となりました。安いチケットだと、特典航空券よりスカイコインへ交換して有償航空券を買う方が安い場合がありますので(特に最近セールですごく安いチケットが買える場合あり)、スカイコインへの交換もありかなと思います。

ちなみにスカイコインの有効期限は1年間です。有償航空券も手数料を払ってキャンセルが可能ですが、スカイコインで支払ったチケットは手数料を引いたスカイコインが戻ってきます。マイルも同じですが、もしスカイコインの有効期限が切れている場合は戻ってきませんので、この点にも注意が必要です。

メトロポイントへ交換して再度マイルへ戻す

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マイルは提携ポイントへだいたい等価で交換可能です。通常提携ポイントからマイルへの交換は、50-60%の交換比率が多いので、さすがに半分になってしまうのは厳しいですが、ソラチカカードを持っている場合、メトロポイントからマイルへは90%の比率で交換が可能です。なので、メトロポイントへ交換してマイルに戻す方法が一番いいかなと思います(1割減ってしまいますが)。

また、提携ポイントへ等価交換できるマイルには上限がありますが、ソラチカカードを持っている場合、その上限もありません。

注意事項としては、メトロポイントからマイルへは月20000ポイントの上限があります。メトロポイントの有効期限は、次年度の3月末ですので(なのでポイントの有効期限は、13-24か月)、沢山マイルを交換してしまうとマイルに戻せなくなってしまいます。例えば2024年4月だと2026年3月まで有効なので、2万マイル×24か月=48万マイルが戻す上限となります。ちなみにマイルからメトロポイントへの交換は1か月以上かかりますので、3月末に交換すると4-5月くらいにメトロポイントが付与されます。

国際線特典航空券の必要マイル数が改悪に

マイラー界隈で話題となっているのが、国際線特典航空券の必要マイル数が改悪になったことですね。特に長距離便のビジネス、ファーストクラスの必要マイル数がかなりアップします。まあ今までエコノミーとビジネスの必要マイル数差が、有償航空券の運賃差と比較してあまりにも少なかったとも言えます(正確には必要マイル数差と正規運賃の差程度に設定されており、エコノミーはメッチャ安いチケットが存在するので、特典航空券のエコノミーには魅力が無かったとも言えます)。

4月18日発券分から適応とのことですので、ビジネスで欧米を考えている方はお早めに。詳細は下記プレスリリースをご覧下さい。ちなみに提携会社特典航空券は、一部エコノミーも改悪になるそうです。

www.ana.co.jp

円安に海外の物価高で、個人的には今海外旅行に魅力を感じません。テレビでアジアの旅行記なんかを見ても、食べ物とか昔は安いなあと思いましたが、今は日本の方が安いといった印象で、欧米だととんでもなく高くてとても手がでないと感じます。やはり暫くは国内旅行(andレース観戦)に注力ですかね。マイルはメトロポイント経由で再度マイルに戻して有効期限を延ばし、他のポイントはそのまま温存といった感じになると思います。